中性脂肪は必要?中性脂肪の仕組みと役割

中性脂肪とは、いわゆる「ぜい肉」のことです。

別名、「トリグリセリド(TG)」とも呼ばれています。

中性脂肪であるトリグリセリド(TG)は、エネルギーとして使われなかった脂質などが蓄積されるものなので、皮下脂肪や内臓脂肪のほとんどは、中性脂肪です。

《目次》

中性脂肪ってどんなもの?トリグリセリド(TG)の役割やしくみとは?

中性脂肪の別名は「トリグリセリド(TG)」!それってどんなもの?

中性脂肪とは、誰もが体の中に蓄えている脂肪のことです。

脂肪がついちゃった」と自分のぜい肉を触ってみせる方もいるのではないでしょうか。

いわゆる、それが中性脂肪です。

 

中性脂肪とは何か?別名「トリグリセリド(TG)」

中性脂肪は、別名で「トリグリセリド(TG)」とも呼ばれています。

中性脂肪であるトリグリセリド(TG)は、エネルギーとして使われなかった脂質が脂肪として体内に残ったものです。

そのため、皮下脂肪や内臓脂肪のほとんどは、トリグリセリド(TG)なのです。

 

取り過ぎたブドウ糖が中性脂肪に

エネルギーとして使われる脂質は、主に口からの摂取で体に取り込まれます。

口からの摂取とは、食事です。

炭水化物が分解されるとブドウ糖となりますが、そのブドウ糖がエネルギーとして使われないと皮下脂肪や内臓脂肪などの中性脂肪の原因となります。

食事に含まれている脂質自体も皮下脂肪や内臓脂肪になります。

皮下脂肪や内臓脂肪を構成する脂肪には、様々な種類がありますが、その大部分はトリグリセリド(TG)です。

 

中性脂肪「トリグリセリド(TG)」にはどんな役割があるの?

中性脂肪」と聞くと、「悪い物」と思い込んでいる方もいるのではないでしょうか。

確かにトリグリセリド(TG)が体内に増えすぎると、生活習慣病を発症しやすい体になります。

しかし、トリグリセリド(TG)にも人間の体を守るための役割があります。

そのため、中性脂肪が全くないような体になると、生命維持活動ができなくなるのです。

 

中性脂肪の役割

中性脂肪である「トリグリセリド(TG)」の生命維持活動における大きな役割は、体を動かすためのエネルギーであることです。

腕を動かしたり足を動かしたり、他にも様々な部位について体を動かすためには、体にエネルギーのあることが必要です。

そのエネルギー源として、まず初めに血液中の糖分が体を動かすエネルギーとして働きます。

そして、その糖分がなくなってくると、中性脂肪であるトリグリセリド(TG)がエネルギー源となって役割を果たします。

 

中性脂肪は適度にある事が◎

このようなこと以外にも、中性脂肪には大事な役割があります。

それが、外の気温から体を守る役割です。

外の気温に左右されることなく体の温度を一定に保つために、トリグリセリド(TG)には保温の働きがあります。

さらに中性脂肪は触っても分かるように、柔らかい性質があります。

その性質を生かして、クッションのような役割を果たし、骨や内臓を衝撃から守る働きがあります。

したがって、中性脂肪であるトリグリセリド(TG)は単に悪物ではなく、ある程度体にあることによって、人間の体の働きがスムーズにいくものなのです。

 

中性脂肪であるトリグリセリド(TG)はどのようにして増えるのか

中性脂肪であるトリグリセリド(TG)は、何も脂肪分をたくさん食べることによって増えるわけではありません。

中性脂肪であるトリグリセリド(TG)になる成分として、3つのものがあります。

 

脂質→中性脂肪に

1つ目は、脂質です。

脂質は、動物性の食事をした場合や、油を使った食事をした場合には、必ず含まれています。

この脂質は、人が体を動かすためのエネルギーの1つとなります。

しかし、脂質のすべてがエネルギーとして使われるわけではありません。

脂質を使い切るほど体を動かしていなければ余ってしまうので、その分が中性脂肪であるトリグリセリド(TG)として体に蓄えられるしくみです。

 

糖分も中性脂肪に…

2つ目は、糖分です。

お米や粉もの、砂糖などの糖質が含まれているものは、口から摂取されるとブドウ糖などの糖に変換され、胃腸で吸収されます。

吸収されたブドウ糖は、通常であれば脂質と同じように、体を動かすためのエネルギーとして役割を果たします。

しかし、すべて使われない場合には脂質と同じように、糖分も中性脂肪であるトリグリセリド(TG)として蓄えられるしくみです。

 

たんぱく質→糖分→中性脂肪

3つ目は、たんぱく質です。

たんぱく質が中性脂肪であるトリグリセリド(TG)になるしくみも、脂質や糖分のしくみと変わりありません。

たんぱく質もエネルギーとして役割を果たす成分の1つです。

脂質や糖分との違いは、余ったからといってすぐに中性脂肪になるわけではないことです。

余ったたんぱく質は、一旦糖分へと変換します。

糖分へと変換したたんぱく質は、糖分と同じ役割を果たしてから、中性脂肪であるトリグリセリド(TG)として蓄えるしくみです。

 

中性脂肪であるトリグリセリド(TG)はどれくらいで落とせるものなのか

生命維持活動に重要な役割を果たす中性脂肪ですが、それが体内に増えすぎると生活習慣病を引き起こします。

適度に増えすぎた中性脂肪は落とさなければなりません。

蓄え過ぎた中性脂肪は、食事の改善や適度な運動によって落としていきましょう。

 

中性脂肪はどれくらいで落とせるか

どれくらいで落とせるのかについては、人によってついている中性脂肪の量は異なりますし、一度で使うエネルギーの量も違います。

そのため、個人差が大きく出るところです。

しかし、食事の改善や適度な運動を続けていれば、一週間もすれば多少の変化があります。

一口に「脂肪」といっても、体の中で脂肪と呼ばれるものは、主に4つの種類があります。

同じ「脂肪」だからといって、同じような働きをするのかというと、脂肪の種類によって厳密には異なります。

したがって、自分にとってどんな脂肪の種類が必要で、どんな脂肪の種類が多すぎるのか知ることによって、食事でも意識を持てるようになります。

 

脂肪の種類とは?中性脂肪やコレステロールとはどんな関係?

「脂肪」といえば「中性脂肪」!ぜい肉のかたまり

「脂肪」と聞いてみなさんが想像する脂肪が、「中性脂肪」です。

脂肪の種類の中でも、最もイメージしやすいスタンダードなものであるといえます。

中性脂肪は見た目にも分かる通り、ぜい肉のことです。

よく、ぷよぷよになったお腹のぜい肉を抓んで、「脂肪がついたなあ」とげんなりした体験を持っている方もいるのではないでしょうか。

 

中性脂肪は生活習慣病の原因

中性脂肪は体の中にたくさんありすぎると、生活習慣病を引き起こす原因ともなるので落とした方がよくなります。

ですが、生命維持活動のために欠かせないものでもあります。

そのため、たくさんついている方は、食事制限や適度な運動をして中性脂肪がつくのを制限しなければなりません。

そうでない場合にはそこまで過剰になる必要はありません。

 

中性脂肪が高い場合、コレステロール値も高い

コレステロールとは、血液中を移動している細胞成分のことです。

よく「コレステロール値が高い食品は食べられない」なんて声も聞くことがあるのではないでしょうか。

コレステロールと聞くと、あまり摂取しない方が良いのではないか、とのイメージがありますが、健康な方についてはその限りではありません。

なぜなら、コレステロールには3つの役割があるからです。

 

中性脂肪とコレステロールの関係

1つ目は、細胞膜をつくる働きです。

人間の体は、1つ1つの細胞が組み合わさって出来ており、その細胞の膜をつくる働きが、コレステロールにはあるのです。

2つ目は、男性ホルモンや女性ホルモンなどのホルモンの材料となります。

ホルモンバランスが崩れると、人間の体のバランスが崩れます。

したがって、コレステロールを正常に摂取して、バランスを整えることは大切です。

3つ目は、胆汁酸の原材料となることです。

胆汁酸とは、体に取り込んだ栄養分を分解したり吸収したりする役割があります。

 

必須脂肪酸で知られる「脂肪酸」も中性脂肪に!?

「必須脂肪酸」という言葉を聞いたことのある方もいるのではないでしょうか。

脂肪酸も脂肪の種類の1つです

中性脂肪コレステロールと同じように、脂肪酸も摂りすぎると病気を引き起こすものとなります。

無さ過ぎても生命維持活動に異常をきたすので、適度に摂取しなければならない脂肪の種類です。

一口に脂肪酸といっても様々な種類がありますが、そのうち主なものとして4つのものがあります。

 

4つの脂肪酸

  • 飽和脂肪酸

飽和脂肪酸とは、動物性の脂肪に多く含まれている脂肪酸で、特にバターなどはその油脂の70%が飽和脂肪酸です。

  • オメガ9脂肪酸

このオメガ9脂肪酸を代表する脂肪酸はオレイン酸で、オリーブオイルや菜種油に多く含まれている脂肪酸です。

  • オメガ6脂肪酸

オメガ6脂肪酸は、人間の体の中では生成できない脂肪酸です。

そのため、このオメガ6脂肪酸を取り入れるためには、食事から摂取しなければなりません。

そう聞くと、摂取が難しいように感じますが、オメガ6脂肪酸はどんな植物にも含まれています。

バランスの良い食事をしていれば、自然と摂取可能です。

  • オメガ3脂肪酸

オメガ3脂肪酸の中で耳にしたことのある脂肪酸は、ドコサヘキサエン酸ではないでしょうか。

オメガ3脂肪酸は魚介類に多く含まれる脂肪酸で、「脂肪」という認識よりも、意識的に摂取しなければならない「栄養」と思っている方も多いでしょう。

 

中性脂肪とは違う?リン脂質は必要成分

リン脂質とは、その構造の中にリン酸エステル部位を持っている脂質のすべてを呼ぶものです。

「リン脂質」というものを初めて聞いたという方もいるのではないでしょうか。

リン脂質の主な働きは、コレステロールと同じように細胞膜をつくることです。

リン脂質がないと細胞膜を正常につくれないので、コレステロールと力を合わせて健康な細胞膜をつくるのに一役買うわけです。

 

たんぱく質運搬役

また、リン脂質にはたんぱく質と結びついて血液中を移動する働きがあります。

つまり、たんぱく質運搬の役割があるということです。

 

リン脂質が少ない=動脈硬化の原因!?

そのため、リン脂質が体内で少なくなると、正常にたんぱく質が運ばれなくなり、エネルギーを正常に使ったり蓄えたりすることができなくなります。

さらに、リン脂質が少ないことによって、血液中のコレステロールが正常に移動せず、動脈硬化の原因にもなるのです。

脂肪だからといってリン脂質を排除すると、生命維持活動ができなくなります。

中性脂肪を減らすために、体脂肪を測ることは大切なことです。

しかし、中性脂肪と体脂肪は、イコールではありません。

体脂肪とは体にある脂肪の総称であり、中性脂肪は主に皮下脂肪と内臓脂肪のことです。

したがって、体脂肪を測ったからといって、それが中性脂肪の量であるとは限りません。

 

中性脂肪と体脂肪の違いとは

中性脂肪を減らすために、体脂肪を測れる体重計に乗っているという方もいるのではないでしょうか。

中性脂肪を減らすために体脂肪を測るのは、1つの目安となるので効果的です。

しかし、厳密的に言うと、中性脂肪と体脂肪は「イコール」ではありません。

 

中性脂肪は主に皮下脂肪、内臓脂肪を指す

どういうことかというと、体脂肪は脂肪の総称であるということです。

体脂肪は、人間の体についた脂肪の全般のことを指します。

それに対して、中性脂肪は主に皮下脂肪や内臓脂肪のことを指します。

一口に「脂肪」といっても、様々な種類があるのです。

したがって、中性脂肪を減らしたいときに体脂肪を測るのは、目安にはなります。

ですが、中性脂肪の数値を測れているわけではないので、本当に中性脂肪が減らせているかどうかは分からないということです。

 

中性脂肪と体脂肪にはどんな違いがあるのか?皮下脂肪や内臓脂肪とは?

体脂肪とは?どんな働きをするの?

そもそも体脂肪とは、すべての脂肪の総称です。

人間の体には様々な種類の「脂肪」が存在していますが、それらはすべて、「体脂肪」と呼ばれます。

 

中性脂肪は無くてはならないもの

例えば、「脂肪」としてイメージしやすい中性脂肪体脂肪のひとつです。

「脂肪」と聞くと、「ダイエットしなければならない」とか、「中性脂肪は少ない方が良い」というイメージのある方もいるかもしれません。

ですが、脂肪にもちゃんと役割があり、体脂肪は、それぞれの脂肪によって役割が異なります。

まず、体脂肪には細胞膜をつくる働きがあります。

人間の体は、1つ1つの細胞は組み合わさって出来ています。

そのため、体脂肪が全くなくなると、細胞を新しく作れなくなるので、生命維持活動ができなくなります。

 

ホルモンを生成する原料

それから、体脂肪ホルモンを生成する原料にもなります。

ホルモンとは、女性ホルモンとか男性ホルモンなどのホルモンです。

ホルモンが正常に生成されないと、体のバランスだけではなく、心のバランスも崩れます。

また、女性は特に、月経や妊娠・出産などがあるので、体のバランスを整えるのに必要不可欠です。

 

あり過ぎても無さ過ぎてもNG

そして、体脂肪にはエネルギーを蓄える働きがあるほか、体温を一定に保つ働きがありますし、外からの刺激から内臓を守るためのクッションの役割があります。

特に、不要だと思われがちな皮下脂肪内臓脂肪にこれらの役割があります。

したがって、体脂肪はありすぎると生活習慣病の原因となるので困りものですが、無さすぎるのもNGということです。

 

中性脂肪と皮下脂肪・内臓脂肪との関係

中性脂肪」と「皮下脂肪・内臓脂肪」を考えたとき、大部分の方は「同じものなのでは?」と思うのではないでしょうか。

中性脂肪のほとんどは、皮下脂肪もしくは内臓脂肪となるので、イコールと思っても良いでしょう。

 

中性脂肪・皮下脂肪・内臓脂肪とは

中性脂肪とは、人間の体に蓄えられた脂肪のことを指します。

例えば、お腹にたまったぜい肉です。

皮下脂肪とは皮膚の下についている脂肪のことで、体を触ってぷにぷにとした部分があれば、それは皮下脂肪です。

内臓脂肪とは、内臓の周りについている脂肪のことをいいます。

そのため、皮下脂肪のように皮膚上から感じることはできません。

したがって、皮下脂肪も内臓脂肪も中性脂肪ではありますが、ついている場所が異なることによって、その呼び名が変わります。

 

皮下脂肪と内臓脂肪はどちらがつきやすいのか

皮下脂肪内臓脂肪は、どちらも中性脂肪ですが、ついている場所が異なるので、その特徴が異なります。

皮下脂肪は、減りにくい脂肪であると言われています。

ダイエットしているはずなのに、お肌を触るといつまでもぷにぷにしている、という経験のある方もいるのではないでしょうか。

それとは反対に、内臓脂肪はつきやすい脂肪ではありますが、減りやすい脂肪であると言われています。

 

定期預金?普通預金?

これらの特徴から、皮下脂肪は定期預金、内臓脂肪は普通預金とも呼ばれています。

減りにくい皮下脂肪と、減りやすい内臓脂肪を表した比喩表現です。

ただし、内臓脂肪は減りやすい代わりに、見た目には分からない弱点があります。

そのため、一見すると痩せている人でも、実は内臓脂肪がたくさんついていて、中性脂肪を減らさなければならないこともあります。

したがって、内臓脂肪が多すぎるかどうかチェックするために、体脂肪まで測れる体重計で確認するのがおすすめです。

 

女性は皮下脂肪、男性は内臓脂肪

また、性別によってつきやすい脂肪も異なります。

女性は皮下脂肪がつきやすいと言われています。

男性と比べると、女性の方が丸みのある体型で、触ると柔らかいのはこのためです。

反対に、男性は内臓脂肪がつきやすいと言われています。

そのため、痩せている男性でも内臓脂肪が多くついており、中性脂肪をセーブしなければならないこともあります。

内臓脂肪が多くつきすぎると、メタボリックシンドロームにもなります。男性にメタボリックシンドロームが多いのはこのためです。

中性脂肪は、検査をすることによってその数値を測れます。

検査結果は、数値だけしか出ないので、どれくらいの数値であれば正常である基準値であるのかを知っておきましょう。

そうすると、改善する必要があるのか、それともそうでないのかが分かります。

 

あなたは正常ですか?基準値かどうか中性脂肪を日頃からチェックしよう!

中性脂肪の基準値を知っておこう!

正常な人の中性脂肪の数値は、ある程度決まっています。

それを、中性脂肪基準値といって、30 mg/dlから149mg/dlです。

「中性脂肪の基準値ってこんなに幅があるの?」と驚かれる方もいるかもしれませんが、中性脂肪の数値は一日の中でも大きく変化します。

 

食事食後では中性脂肪の数値が大きく違う

特に、食事を食べた後などはその変化が顕著で、食後30分くらいから変化し始めます。

食後4時間から6時間になると、食前よりもまったく異なった中性脂肪の数値になるのです。

そのため、中性脂肪の数値を測る場合には、空腹時が適当とされています。

 

中性脂肪を測るなら複数回チェックが◎

中性脂肪の数値は変化しやすいものなので、基準値ではなかったからといって、中性脂肪が正常でないわけではありません。

変動しやすい分、たった1回測っただけでは、いつも中性脂肪の数値が基準値の間に入っているかどうかはわかりません。

そのため、中性脂肪基準値であるかどうか調べたい場合には、複数回チェックするのがおすすめです。

 

中性脂肪の異常値は?

中性脂肪の基準値である30 mg/dlから149mg/dl以外の数値だと、「異常値」と呼ばれることがあります。

異常値は、その段階によって病院での対処が異なります。

 

~29mg/dl=低中性脂肪血症

まず、中性脂肪の数値が29mg/dlより低い場合、低中性脂肪血症と呼ばれます。

この場合、単純に中性脂肪を増やせばいいわけではありません。

そのため、なぜ中性脂肪が基準値を下回るのかについてチェックしてから、治療が開始されます。

 

150mg/dl~299mg/dl=軽度中性脂肪血症

次に、150mg/dlから299mg/dlである場合、軽度高中性脂肪血症と呼ばれます。

この場合、異常値とも呼べない数値ではありますが、治療を始めないと深刻な状態になっていきます。

そのため、病院でチェックして、この数値となった場合には、食事療法や運動療法が始まります。

 

300mg/dl~749mg/dl=中等度高中性脂肪血症

それから、300mg/dlから749mg/dlである場合、中等度高中性脂肪血症と呼ばれます。

この場合、ほぼ異常値なので、食事療法や運動療法がとられるのはもちろんのこと、すでに何かしらの病気を発症している場合には、投薬治療が行われます。

さらに、中性脂肪の数値が500mg/dlを超えている場合には、お酒を飲むのも禁止されます。

 

750mg/dl~=高度高中性脂肪血症

そして、750mg/dl以上である場合、高度高中性脂肪血症と呼ばれます。

この状態は基準値より5倍異常の数値を出しているので異常値です。

膵炎を発症する可能性が非常に高いので、投薬治療が行われます。

その中でも、1000mg/dl以上である場合には命の危険も高いので、すぐに中性脂肪を落とす治療が行われます。

 

中性脂肪はどのようにしてチェックしたら良いのか

中性脂肪のチェック方法として、3つの方法があります。

 

健康診断で中性脂肪をチェック

1つ目は、健康診断でチェックすることです。

職場で行われる健康診断で中性脂肪をチェックする場合、基本的に事業主に費用の負担が課せられるので、ほぼ無料で中性脂肪のチェックができます。

また、自治体の健康診断で中性脂肪チェックを受ける場合でも費用はそんなにかからず、無料から1000円以内でチェックできます。

健康診断で中性脂肪の数値が基準値にない場合には、その結果を持って病院の受診がすすめられます。

 

病院に受診し中性脂肪をチェックする

2つ目は、病院を受診してチェックすることです。

病院を受診してチェックする場合は、そのチェックの方法によってかかる費用が異なります。

ただ単純に中性脂肪をチェックしたい場合や人間ドッグの場合には、保険適用がなされません

そのため、中性脂肪チェックのための血液検査だと約1万円、人間ドッグだと約10万円です。

ただし、何かしらの症状があって中性脂肪チェックのための血液検査を行う場合には保険適用となるので、約5000円で血液検査が受けられます。

 

中性脂肪検査キット

3つ目は、中性脂肪検査キットを購入して、自宅でチェックすることです。

検査キットを購入して自分で採血し、指定された方法でその検体を提出して、後日結果が郵送されてくることで、中性脂肪のチェックができます。

販売している会社によって、検査キットの値段が異なるので、予め調べましょう。

 

中性脂肪をチェックする前に注意すること

中性脂肪のチェックをする前には、食事に気を付けなければなりません。

チェックする前日の食事は、脂っこいものをとるのは止めましょう。

また、お酒を飲むのも数値の結果に影響を与えるので止めて、夕食はできるだけ早く食べてください。

 

検査する前は水以外控えましょう

そして、朝食はとらずに、そのまま検査を受けましょう。

ただし、飲まず食わずだと脱水症状になることがあるので、水は飲んでOKです。

お茶やコーヒー、ジュースなどは数値に影響を与えるので止めましょう。

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